関東連続強盗のルフィは40代前半詐欺師「国外逃亡の為にフィリピンで荒稼ぎ」週刊文春

2023年1月26日発売予定の週刊文春にて、関東各地中心に発生した連続強盗事件の指示役「ルフィ」の全容が明かされました。

盗賊王「ルフィ」はフィリピンの収容所にいることが判明し、更には国外逃亡の為に「強盗指示役」として軍資金を貯めていたことが判明。
フィリピンから別の国へ逃亡する準備を進めていることが判明しました。

関東連続強盗のルフィは40代前半詐欺師「国外逃亡の為にフィリピンで荒稼ぎ」
狛江強盗は恨みの犯行か「大塩衣与さん死因は激しい殴打」
関東連続強盗は2022年11月から「5月発生のビッグムーン京都事件が発端」
関東連続強盗の事件概要まとめ

関東連続強盗のルフィは40代前半詐欺師「国外逃亡の為にフィリピンで荒稼ぎ」

指示役「ルフィ」について、文春は「X」という人物から情報を得ていたことが判明。

「Aは以前、『叩きをやったんですけど、大変でしたよ。ま、成功しましたけどね』と自慢げに言っていた」（X）
(文春オンライン『「ルフィ」「範馬勇次郎」「三橋」全国連続強盗事件の犯人が使っていたコードネーム』より抜粋)

Xは指示役「ルフィ」とみられる人物「A」のことについて、非常に詳しい情報を文春に提供。

更に、Xは指示役のルフィが「フィリピンの収容所にいること」や「国外逃亡の為に敢えてフィリピンの収容所でチャンスを窺っていた」ことなど、明らかにしました。

『40代前半のAは、北海道出身。日本で詐欺事件を起こし、フィリピンからマカオに逃亡を図り、入管で身柄を抑えられたという。同郷で同い年の男ら複数の仲間がおり、いずれも収容されている犯罪者だ。

「奴らは暴力団の企業舎弟のような仕事をしていた時期もあるらしい。Aは日本に強制送還されると懲役刑が確実なので、収容所を出たくない。フィリピンで誰かに自分を告訴させれば、フィリピンの法律で裁かれるのでその間は中に残っていられる。そうやって施設の中から犯罪行為を指示して金を貯め、いずれ第三国に逃げるつもりなんです。収益は収納代行業者を使うなどして、フィリピンに移動させている」（同前）』
(週刊文春『全国連続強盗　予告した男の告白「黒幕はマニラにいる」』より抜粋)

盗賊王ルフィの正体は北海道出身の40代男性。

元々詐欺師でした。

Aは日本に強制送還されるとそのまま逮捕、懲役が確定してしまう為、フィリピンの収容所に敢えて残る様仕向け、軍資金を貯めてから国外逃亡の機会を伺っていると判明。

そして、ルフィが収監されているビクータン収容所は囚人によっては比較的自由に行き来出来ると見受けられます。

以上からも、指示役ルフィは日本よりは比較的自由なフィリピンの収容所に敢えて滞在。

現在も逃亡の機会を伺っているのでしょう。

狛江強盗は恨みの犯行か「大塩衣与さん死因は激しい殴打」

ところで、狛江強盗殺人も関東連続強盗の一つと言われていますが、大塩衣与さんだけ多数殴打されていたことから「異質」と書かれておりました。

『「他の事件はハンマーを使用したり、粘着テープで緊縛するなど共通点があるものの殺すまでには至っていない。一方で、“狛江市”事件で亡くなった大塩さんは、全身に打撲痕があり、左肘は開放骨折していた。死因は激しい暴行による多発外傷だった。カネを取ることが目的ならそこまでやる必要はない。慎重に捜査を進めなければいけない」』
(ヤフーニュース『《関東連続強盗・窃盗事件》「狛江ルート」と「渋谷ルート」闇サイトを通じて犯罪に手を染める実行犯たちの“点と線”「狛江だけは犯行が異質」』より抜粋)

他の事件では被害者へ危害を加えることがあっても、大塩さんの様に激しい殴打を加えていません。

恨みが強ければ、寺内進容疑者が引き起こした博多ストーカー殺人事件の様に、何回も外傷を与えていることでしょう。

以上から、他の関東連続強盗事件と違い、狛江強盗事件は大塩さんへの恨みによる犯行が強いと見受けられます。

関東連続強盗は2022年11月から「5月発生のビッグムーン京都事件が発端」

指示役のルフィとみられる男は元々特殊詐欺に手を染めていたものの、実は2022年5月に男女2人組によって起こされた貴金属店「ビッグムーン京都」での強盗事件を機に方向転換。

家の近くの宝石貴金属店で白昼堂々強盗があったみたい
規制線はられて大渋滞してますね
犯人もまだ捕まってないらしく警官が警戒と聞き込みしておられてますね
怖いし潜りで使う手銛とか手元に用意しとこ😅 pic.twitter.com/7U2yuVvOPy
— しまおさん (@Sanga5521K) May 2, 2022